第4章：農業  

農業の章では、持続可能な生産慣行、土壌肥沃度と保全、統合的病害虫管理（IPM）、安全な農薬管理に焦点を当てていいます。

この章では、農業に関する要件の変更点を取り上げます。一般的に、この章ではいくつかの要件が削除され、簡素化されたため、変更はほぼありません。

「農業」要件に関するすべての変更は、「リソース」の章にある文書で確認できます。

IPM要件の簡素化を主張したいと思います。  

変更された点は？ 

  • IPMに不可欠な要素がすべて、8つの要件に代わり、2つの要件で網羅されるようになりました

  • 削除された要件は、IPM戦略の作成方法を説明したものでしたが、現在は、認証保有者が（IPMの専門家と相談しながら）独自の戦略を作成することになっています。

  • IPM戦略は文書化し、内部監査および審査中に、その品質を確認できるようにしなければなりません。 

  • 病害虫に対する閾値レベルが追加されました

  • 手引き書は引き続き利用可能です   

これらの変更を反映するため、要件4.5.1が改訂されました。この改訂により、責任車は、優秀な専門家が開発した加工処理施設を含む、IPM戦略を実施し、その戦略を文書化することが明確化されました。IPM戦略には、予防、監視、閾値レベル、介入策を含める必要があります。気候条件や病害虫の監視結果、および実施されたIPMの取り組みと農薬散布の記録に基づいて、IPM戦略を策定します。また、IPM戦略は毎年更新されなければなりません。  

IPMにとってどのような意味を持つのかを見てみましょう

  • IPM要件の数は減少しましたが、IPMの重要性が低下したわけではありません

  • IPMの導入も同様です

  • 焦点は、認証保有者が独自のIPM戦略を有することにあります。

  

IPM（および例外的な使用に関する方針）についてさらに詳しく知りたい場合は、Eコースをご覧ください

 

最終更新日時: 2025年 03月 17日(Monday) 15:15